完全なEDI生成システムは、以下のコンポーネントで構成されるべきである:
EDI膜ブロック、整流器電源、流量計、比抵抗計、圧力計、制御ボックス、電力制御機器、接続パイプ、バルブ、接地保護接続ライン。
EDI機器試運転前の準備作業
- EDIに流入する水質が入水条件を満たし、遵守していることを確認する。
- EDIメンブレンブロックの2つのエンドプレートの固定ボルトがすべてロックされているか総合的にチェックする。
- コントロールボックスの電源がオンになっているか確認する。
- メンブレンブロックのDC電源の配線が正しいか確認する。
- デリバリーポンプのモーター回転方向が正しいか確認する。
- 各装置の使用電圧が装置要件を満たしているか確認する。
- 各測定器の動作範囲設定が現場での設定要件を満たしているかどうかを確認する。
- 各流量リミットスイッチの下限値を調整・設定する(造水、濃縮水入口、濃縮水出口)。
- 濃縮水の入口圧力と流量を設定する。
- 真水インレットの圧力と流量を設定する
- 濃縮水の入口圧力と流量を設定する。
- 濃縮排水の圧力と流量を設定する
- 各バルブが開状態になっているか確認する(最初は開度を全開の1/2に調整する)
EDI機器の試運転
- EDI機器の操作
生産水、濃縮水入口、濃縮水排水の流量制限保護スイッチを設定値に調整し、しっかりとロックする。制御盤上で、ブースターポンプスイッチを手動ギヤにし、ブースターポンプを起動し、生産水流量計、濃縮水供給流量計、濃縮水排水流量計を通過するまで膜ブロックに水を注入する。設定値になるように、生産水バルブ、濃縮水入口バルブ、濃縮水排水バルブを調整する。濃縮水流量は通常、生産水流量の11%に設定する(水回収量が90%になるように)。その後、EDIモジュールのスイッチを自動位置に回すと、約5~10秒後に自動的に電源が入り運転される。 - EDI機器のシャットダウン
- EDI膜ブロックの水注入口をオフにする。
- EDI膜ブロック内のデッドウォーターを排出する。
- イオン交換膜とイオン交換樹脂の水が蒸発しないように、入口と出口のバルブを閉めてください。
- シャットダウン後のEDI機器の再起動
- 排水口をドレンに接続する。
- EDI膜ブロックの水注入口をオンにする。
- 直流電源をオンにした状態でシステムを運転し、洗浄と排水を行う。
- 必要に応じてEDI膜ブロックを消毒してください。